生産技術部
設計、メンテナンス、新技術。機械のスペシャリスト
生産技術職 Oさんのインタビューです。
生産技術とはどんな仕事ですか?
Oさん
開発や改良される製品が実際に工場で生産できるようにするために、新しい設備の導入や機械の改造が必要になることがあります。「どんな機械が必要か」「費用はいくらかかるか」「その機械をどのように工場に組み入れるか」といったことを考え、計画や設計をしていくのが生産技術の仕事です。
Oさん
例えば最近ですと、新製品生産のため、これまできのしたに無かった検査機がお取引先様のご要望で必要になったので、機械の選定と導入・レイアウト変更を1ヶ月程度かけて行いました。
大型機械の導入となると、設置計画から設計、機械テストなど数か月かけて取り組むことになります。
Oさん
Oさん
ちなみに、きのしたでは現在工場の増設が予定されています。概要を実際に形にするために、機械配置の図面を描いたり、見積や業者との調整などを行っています。
それは大きな仕事ですね!やりがいがありそうです。
日々どんな業務をしていますか?
Oさん
新設備の導入に関する業務、機械メンテナンスなどはもちろんですが、生産の効率を上げるための組み立てを行うことも生産技術の重要な役割です。「機械を変える」「やり方を変える」「流れを変える」「自動化する」など様々な手段をトータル的に考え、改善に努めます。
やりがいを感じるのはどんなときですか?
Oさん
自分が設計し、最終的にモノが出来上がったときは達成感を感じられます。
Oさん
以前、お客様からの依頼で、きのしたで扱ったことのない原料を使った製品を開発・製造することがありました。お客様が求めるこだわりにお応えするため、機械の設定や調整など細かに探りながら試作を繰り返し、ご要望通りの製品が完成するまでとても時間がかかりました。
Oさん
また、製造メンバーはその原料を扱うのが初めだったため、どんな性質があるのか、機械を通すとどうなるのかといったことを説明し展開するのが大変でした。
Oさん
その分、完成し市場に出回ったときはとても嬉しかったのを覚えています!
苦労して作り上げたものが、人気商品やロングセラー商品になると、喜びもひとしおですよね!
部署はどんな雰囲気ですか?
Oさん
現在、男性2名・女性1名の環境です。
Oさん
いろいろな仕事を同時にこなすことが多いですが、ひとつずつ確実にこなすため緊張感をもって仕事をしています。
Oさん
では、生産技術職として働く上で大切なことはどんなことですか?
Oさん
ゴールを見据えた計画立てをし、それを最後までやりきる気持ちが大切です。
Oさん
また、お客様や機械業者さん、他の部署とコミュニケーションをとることも多いです。導入機械について大きい見積もりをとることもあり、交渉力や折衝力が求められる場面もあります。
今後の目標はありますか?
Oさん
今後もきのした独自の技術力を高めていきたいです。
きのしたは大手のお客様の要求に合わせた製品を作ることが得意です。今後生産技術部に加わってくれる人が、その技術力を活かしてさらに高めていってくれるよう、経験や学びを引き継いでいくと同時に、新技術をこれからも取り入れていけるようにしたいと思っています。
きのしたの技術や将来を支えるプロフェッショナルとして、今後の活躍も期待しています。ありがとうございました!